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1918年製 ロンジン 懐中時計 銀無垢ハンターケース

1918年製の銀無垢ハンターケースのロンジン懐中時計です。

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ハンターケースとは、表蓋があり、リューズを押して表蓋を開けると文字盤が現れるタイプのケースです。ケース内側にバネが内蔵されており、リューズを押すと勢い良く蓋が開きます。

時刻合わせは、4時位置のレバーを引きリューズを回す、レバーセットという方式です。

文字盤はポーセリンです。
ポーセリンとは、焼成された陶製の文字盤のことで、腐食や変色に強いというメリットがある反面、割れやヒビが入りやすいというデメリットがあります。ポーセリンは、18世紀から時計の文字盤に用いられ、大半の懐中時計はポーセリン文字盤です。手間と費用がかかるため、今日ではほとんど作られていません。
本品のポーセリン文字盤は割れやヒビが無く、非常に状態がいいです。

ポーセリン文字盤は裏を見れば分かります。下の画像は本品の文字盤の裏側ですが、ポーセリン文字盤は反りを防ぐため裏側も焼成されています。

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下の画像は中蓋です。(裏蓋が二重になっており、内側の蓋を中蓋と言います。)
万国博覧会でロンジンが受賞したメダルの数々が、美しくあしらわれ刻印されています。

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ムーブメントは1889年初出のロンジン自社製のCal.18.50というキャリバーです。
チラネジ付きのバイメタル切りテンプが採用され、ムーブメント全体に美しい装飾が施されています。
ブリッジの形状も独特で時代を感じます。

1918longines05.jpg

また、アンクルというパーツ(脱進機をつかさどるパーツ)にも特色があり、下の画像のように、長いアンクルの重量バランスを保つために一方をリング状に形成しています。
動作時はこのリングが左右にカチカチと往復運動します。

地板(ムーブメントのメインプレート)にはキャリバーNo.の「18.50」の刻印が見られます。

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2012/07/19 (Thu) 20:57 |懐中時計 |トラックバック(0) |コメント(0)

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