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1946年製 ロレックス Ref.3667 18金無垢

1946年製のヴィンテージ・ロレックス、18金無垢ケースのプレシジョンです。

3667rolex01.jpg

ロレックスの前身であるウィルスドルフ&デイビス社がロンドンに設立されたのが1905年、そして「ロレックス」を商標登録しロレックス社が設立されたのが1908年です。時計ブランドとしては後発ですが、現在の知名度世界一であるのは、何と言っても、時代を先取った「防水」と「自動巻き」をいち早く採用した点にあります。
オイスター社からオイスターケースの技術を買収し、史上初の完璧な防水腕時計「オイスター」を発売したのが1926年。そして、実用に耐える自動巻き機構「パーペチュアル」を開発したのが1931年です。
この2つの採用により、無名だったロレックスが一流ブランドになって行きました。

3667rolex09.jpg

本品は、ロレックスの中では「ノンオイスター」というカテゴリーに入るモデルです。
ノンオイスターとは、非防水ケースのロレックスのことです。ロレックスと言えば、上述のようにオイスターという印象が強い中で、ノンオイスターには独特のヴィンテージ感をかもし出しているものがあります。
本品はその好例で、スモールセコンドの文字盤や金無垢ケース、そして独特な形状のリューズが奇をてらわない落ち着いた印象を与えています。
リファレンスナンバーは、Ref.3667。ケースのシリアルナンバーから1946年製造だと分かります。

3667rolex011.jpg

ムーブメントは、Cal.10 1/2という1920年代初出のキャリバー(ムーブメントの型番のこと)になります。
上の画像のように、チラネジ付きのテンプはロレックス独特の形状をしています。
チラネジの内の2本は、ミーンタイムスクリューになっています。
ミーンタイムスクリュー(タイミングスクリューとも言います)とは、通常のチラネジはテンプの片重り(重心)を取るためのものですが、マイナスドライバーで回すことで歩度(時間)の微調整を行うためのチラネジのことです。
現在のロレックスにもこのミーンタイムスクリューが付いていて、現在のものは星型の形状の「マイクロステラ」という名称になっています。マイクロステラを回すには、専用の工具が必要です。

3667rolex012.jpg

上の画像はムーブメントの文字盤側で、こちらにもロレックスの刻印が見られます。
修理業界では、文字盤側のパーツは「裏モノ」と呼ばれます。テンプや輪列のある側を「表」、文字盤側を「裏」と呼ぶのです。
ロレックスのムーブメントは、文字盤を付けたら見えなくなってしまう裏モノにも、面取り加工が施された丁寧な作りです。
また、このキャリバーは、ガンギ車の上下にも受石(ルビー)を入れている点も特色です。

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1946年製 ヴィンテージ ロレックス プレシジョン Ref.3667 OH済

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2012/05/10 (Thu) 00:23 |ロレックス |トラックバック(0) |コメント(0)

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Author:時計工房スペースタイムズ
ヴィンテージ(アンティーク)ウォッチの修理・販売をしております小さな工房です。一級時計修理技能士の技術者自らが、内部機械の解説をまじえたヴィンテージ・ウォッチの魅力をお伝えします。
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